写真,  

桜を撮る

今年の春のテーマは桜をうまく撮ることでした。見ている分にはきれいだけど、撮ろうと思うとなぜかすかすかな印象になってしまう桜。毎年どうするとうまく撮れるのか悩んできました。

「ああ、いいな」と思ってカメラを向けて、できあがった写真を見ると、「あれ?」となるのです。それからもう一度実物を見ると、「確かにそうかも」と思ってしまうのですが、そうするとあの「いいな」と思った印象はどこから来るのでしょう。

答えは望遠で撮る、または遠景で撮る、でした。

桜の印象は花がギュッと詰まったところから来るのですね、きっと。でも1つ1つの花はかたまりになっていて、かたまりの間は空いていて、あるいは1つ1つの花が間隔を空けて咲いているかなので、標準以下のレンズで撮るとこのすきまが写り込んでしまうみたいです。

だから圧縮効果で1つ1つの花をギュッと集めて写し取るのが桜らしさ、というか、桜を見た時に受け取る印象を写真に反映させる方法であるようです。

多分、標準レンズでも桜には短いのでしょうね。70mmくらいになるとそれっぽさが出てきます。

200mmくらいになるとそれがしっかりと反映されます。

望遠スナップも楽しいかもしれません。

望遠スナップ。

それにしてもこの鴨川沿いの桜はきれいに咲いていますね。毎年この景色はすごいなと思いながら、なかなか写真を撮りに行くタイミングがなかったのですが、今年はたまたま朝早くに行ける時があって、ようやく撮りに行くことができました。

35mmも持っていって動画も撮りましたが、写真には使いませんでした。縦構図、というか大きな写真になるとやはり圧巻ですね。

おまけ。それにしても現像の方針がブレますね。今年はどんな写真が撮れるでしょうか。

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