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紫金山・アトラス彗星

紫金山・アトラス彗星が9月27日の近日点通過前後に明るく観測できるようになると言われていました。肉眼でも見られるようで、楽しみにして、毎日様子を見ていたのですが、日の出直後に見える時には東の空が、日の入り直後に見える時には西の空が、しっかりと雲がかかって、残念ながら見ることができませんでした。

夕方は通勤時間にかかっていたのもありますが、こんなに毎日雲がかかるものだろうかと思うほど晴れることがなく、本当にがっかりしました。

11月3日になってようやくすっきりと晴れ、アプリを見るとまだ西の空に彗星がいるはずです。何とか見えないものかと子どもと一緒にカメラを持ち出して西の空を撮りました。もちろん肉眼ではもう確認ができません。

三脚をセットして、Polarie Uをセットして、アプリを空に向け、この角度で良いはずだ、とカメラの向きをセットしました。最初に14-24mm f/2.8を、次に50mm f/1.2を使って撮りました。画像にも写っているのかどうかよく分かりません。

50mm f/1.2の星空がこちらです。明瞭度をあげて光を強調していますが、どうでしょう。

その真ん中にうっすらと見える尾を引いたように見える光の点、これは彗星ではないでしょうか。

画像を加工しても見えるか見えないかくらいのほのかな明るさの、それでも彗星としてそこにあって、その光が地上に届いていると言うことに、それを今さらながらカメラに収められたことに、とても感動しました。

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