すずめ、とんぼ

空を飛ぶものを撮るのは難しいですね。近くに小さな田んぼがあって、この時期からしばらく、雀やハト、とんぼなんかが集まってきます。少し前はカエルでした。声はするので今もいるのでしょうけど。

近づけば当然逃げられるので、望遠レンズで狙うのですが、フォーカスの枠に入りません。空を悠々と飛ぶ鳥であれば追いかけられるのでしょうけど、雀のようにちょこまか飛ぶ鳥を追いかけるのは至難の業です。

仮にうまくつかまえることが出来ても、今度はフォーカスが追いつきません。中には奇跡のように撮れたものもあるのですが、西日が差して、建物の影とのコントラストが良かったのでしょうね。

とんぼとなるともはや手の施しようがありません。しばらく田んぼのそばに座って何とか追いかけようとしましたが、さすがは最速の昆虫を擁するトンボ目、とても追いつけるものではありませんでした。

結局置きピンと連射でたまたまフォーカスに入った写真が撮れるのを狙うという運任せのやり方をすることになりました。それでも遠いので、ここにある写真はほぼ等倍でトリミングしています。とんぼと鳥をトリミング。

とんぼって飛ぶ時には足を折りたたんでいるんですよね。知ってはいましたが、自分で撮った写真で確認ができると、感動もひとしおです。

ちなみにとんぼの最初の１枚はノイズリダクションをかけていますが、それ以外のとんぼの写真はかけていません。Lightroom ClassicのAIノイズ除去ですが、結構違いがありますね。

何日かに渡って挑戦しましたが、そんなに急にうまくなるものではないですね。でも、スポーツ感覚もあって、はまる人がいるのもよく分かります。200mmでは全然足りないとも思います。

こちらの２枚もAIノイズ除去をかけています。きれいに消えるものですね。戦隊もののような飛び立ち方。1/800では止まりません。高感度耐性も求められます。

空を飛んでいる時なら追いかけられることもあるのになと思いますが、それも偶然の産物ですね、あくまで。