はさみとカッター
何のひねりもないタイトルですが、そのままです。
カッターはオルファの「リミテッドAA」です。一般のカッターは平べったい形で、しっかり切れるものになると太く大きなものになるのですが、このカッターは6角形の立体で、これが握りやすくて切っていて疲れないのです。最初はたまたま仕事で購入したのだったと思いますが、使いやすくて、家の引っ越しの際に文房具を新しくした時に自宅でも使うことにして購入しました。
刃も「特専黒刃」というものらしく、通常の刃よりも切れ味が鋭く、スッと手を引けばスッと切れるという追従性の良さがあります。段ボールを開封するのにテープを切る時もほとんど力を入れることなく手を動かせば切れていくのは快感ですね。やはり糊がついてしまうので手入れをするか、ある程度使ったところで刃を替えるかしなければいけませんが、この切れ味は魅力的です。
握りやすさ、力の要らない切れ味の良さ、それから洗練された見た目と、このカッターを使ってしまうと、他のカッターは使えなくなるなと思います。
ハサミの方はスコッチの「チタンコートシザーズ 1467」なのですが、上にもかいた糊のべたつきを防止する処理がされているということで購入してみました。「高硬度チタンコート刃」というものが使用されているようなのですが、確かに固く、刃こぼれをしなそうな雰囲気を漂わせています。あ、固いな、というのが分かります。
それが切れ味としてどう作用するか、ということになると、はっきりとしたことは分かりません。リミテッドAAのような切れ味の鋭さは感じることはなく、むしろ頑強さを感じさせるので、そちらに特徴があるのかなと思っています。
べたつき防止の効果を確かめるほどにテープを切る機会がまだないのですが(段ボールの開封にはカッターを使ってしまうので)、使っている最中に刃こぼれや歪みが出て使いにくくなってしまうだろうなということを感じさせない安心感があります。
文房具って大手のメーカーからもたくさん出ているし、一般人の僕にとっては知らない(でも有名かもしれない)メーカーからもたくさん出ているし、使い心地は実際に使ってみないと分からないし、いつも難しいなと思います。沼にはまるほどそこにのめり込めないしですね。